イスラーム入門シリーズ
聖預言者ムハンマド


十二、ミアラージュ(ムハンマドの昇天)



 この時期にムハンマドは、アッラーから天国と宇宙のすべてを一望のもとに見せられました。



 彼はそこですべての預言者に会い、彼等と礼拝を共にしました。



 彼はまた、アッラーがこれまで人間に対して与えた恩恵の中で最もすばらしい恩恵を授かりました。



 預言者は、いかなる罪人ももしその罪を悔い改め善行を行なうならば、必ず許されることをアッラーより教えられたのです。



 一日五回の礼拝とラマダーン月の断食は、この時ムハンマドがアッラーより啓示されました。



 ムハンマドの精神的なものはもちろん肉体的なこのすばらしい透視力は、「ミアラージュ」として知られていますが、このアラビア語は「最高の場所に到達した」とか「昇天の栄光」という意味です。



 このことは、アッラーの力を最も必要としている時でもあり、彼の布教活動の最悪の時にあたっていたため、預言者を大いに力づけることになりました。







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