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清められた状態(タハーラ)について |
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礼拝は、体が清められ、衣服も汚れてない状態で行わなければなりません。 ここでまず、体が清められた状態、体が汚れた状態の関係について図解してみましょう。 |
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清められた状態と汚れた状態の関係について |
清められた状態 |
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汚れた状態 |
清められた状態 (ターヘル) =礼拝に立てる状態 |
→ 小便 大便 放屁 睡眠 失神 性器を直に触る |
小さく汚れた状態 (小ハダス) |
← ウドゥー(小浄) |
→ 性交 月経 出産による出血 射精 (夢精、オナニー) |
大きく汚れた状態 (大ハダス) |
← グスル(大浄、沐浴) |
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さて、上図を見てください。ターヘルな状態の者が、小便をすれば、小ハダスの状態になります。小ハダスの状態では礼拝に立てませんので、ウドゥー(小浄)という手続きを踏み、ターヘルな状態に戻り礼拝に立てるようになります。また、性交を行ったものは大ハダスの状態に陥ります。それから、ターヘルな状態に戻すにはグスル(大浄)という手続きを踏みます。 例えば、小便をし、小ハダスの状態に陥ったものが、グスル(大浄)をすればターヘルになりますが、しかし、性交を行い大ハダスに陥ったものは、ウドゥー(小浄)ではターヘルに戻ることはできません。かならず、グスル(大浄)を行わなければなりません。これが、大ハダス、小ハダス、また、大浄、小浄の違いです。 |
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