Emailイスラーム講座

Lesson3
慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において
 アッサラームアライクム。イスラミックセンターからのEmailイスラーム講座の第3回目のレッスンをお届けいたします。
イスラームにおける信仰の柱
6つの信仰の柱があります。
1.アッラーを信じること
2.アッラーの諸天使を信じること
3.アッラーの諸啓典を信じること
4.アッラーの使徒たちを信じること
5.審判の日を信じること
6.良い運命も悪い運命も信じること

至高なるアッラーは、聖クルアーンのなかで次のように仰られました。
使徒は、主から下されたものを信じる、信者たちもまた同じである。(かれらは)皆、アッラーと天使たち、諸啓典と使徒たちを信じる。わたしたちは、使徒たちの誰にも差別をつけない(と言う)。また、かれらは(祈って)言う。「わたしたちは、(教えを)聞き、服従します。主よ、あなたの御赦しを願います。(わたしたちの)帰り所はあなたの御許であります。」(第2章285節)
あなたがた信仰する者よ、アッラーとかれの使徒を信じなさい。また使徒に下された啓典と、以前に下された啓典を信じなさい。凡そアッラーを信じないで、天使たちと諸啓典とかれの使徒たち、そして終末の日を信じない者は、確かに遠く迷い去った者である。(第4章136節)

قَالَ عُمَرُ بْنُ الْخَطَّابِ كُنَّا عِنْدَ رَسُولِ اللَّهِ صَلَّى اللَّهُ عَلَيْهِ وَسَلَّمَ فَجَاءَ رَجُلٌ شَدِيدُ بَيَاضِ الثِّيَابِ شَدِيدُ سَوَادِ الشَّعَرِ لَا يُرَى عَلَيْهِ أَثَرُ السَّفَرِ وَلَا يَعْرِفُهُ مِنَّا أَحَدٌ حَتَّى أَتَى النَّبِيَّ صَلَّى اللَّهُ عَلَيْهِ وَسَلَّمَ فَأَلْزَقَ رُكْبَتَهُ بِرُكْبَتِهِ ثُمَّ قَالَ يَا مُحَمَّدُ مَا الْإِيمَانُ قَالَ أَنْ تُؤْمِنَ بِاللَّهِ وَمَلَائِكَتِهِ وَكُتُبِهِ وَرُسُلِهِ وَالْيَوْمِ الْآخِرِ وَالْقَدَرِ خَيْرِهِ وَشَرِّهِ .."(الترمذي : 2535)

マル・イブン・アル=ハッターブ(アッラのご満悦あれ)は次のように伝えている。
 我々がアッラーの御使い(アッラー祝福と平安あれ)と共に座っていると、突然一人の男がやって来た。彼は清潔な真白な服を身にまとい、髪は漆黒であった。彼は旅をしてきたという風情はなく、我々のうち誰も彼を知らなかった。彼は預言者様(アッラー祝福と平安あれ)の近くに膝と膝を突き合わせて座った。彼は言った。
 「ムハンマドよ。信仰とは何か私に教えてくれ。」預言者様(アッラー祝福と平安あれ)は、次のように答えた。「信仰とは、アッラーとその諸天使、諸啓典と使徒たち、審判の日、そして良い運命も悪い運命も信じることである。」(アル=ティルミズィー:2535)


 アルハムドリッラー、至高なるアッラーは、私たちに信仰をお恵みくださいました。アッラーよ、それは本当に至高なるアッラーの大いなる祝福であります!どうか私たちを信仰とともに生かしてください。アッラーよ!そして信仰とともに死を迎えさせてくださいますように。
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