サウム(断食)

イスラミックセンター編著


八、夕方の食事


陽が沈むとすぐに、軽い食事をとって、その日の断食を終了することになっています。



食事を始める前には、預言者(かれの上に平安あれ)の慣例にしたがって、次のように唱えることになっています。



「アッラーフンマ、ラカ・スムト、ワ・ビカ・アーマント、ワ・アラー・リズキカ、アフタルト、ビスミッ・ラーヒル・ラフマーニル・ラヒーム」



(アッラーよ、わたしはここに断食を行ない、主を信じ、主の食物をいただいて断食を終りました。仁慈あまねく慈愛深き、アッラーのみ名によって)



この夕方の断食明けを「イフタール」といい、その後でマグリブ(日没後の礼拝)をしてから各人の好きなように充分な食事をとってよいのです。



その時昼間に食事をしなかった分を埋め合せしようとして一度に食べすぎないように、注意しなければなりません。



この時間には、体が要求する水分や他の液体を沢山とるのが良いとされています。







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