イスラーム入門シリーズ
聖預言者ムハンマド



二〇、預言者ムハンマドの伝承集



○人の行為は、そのもととなる意志によって、その善悪を判断される。



○親から子への最高の賜り物は、子供への教育である。



○アッラーの喜びは、両親の喜びの中にあり、アッラーの不興は、両親の不興の中にある。



○幼い者に慈愛の心をもたず、年長者を尊敬しない者は、われわれの仲間ではない。



○知識を追求することは、イスラームの信者すべての義務である。



○ムスリムの中で、もっとも信仰の厚い者は、礼儀作法がもっとも正しく、自分の妻をもっともよく扱う者である。



○アッラーの目から見て、許されているもののうち、もっともいむべきものは離婚である。



○アッラーの手によってのみ、わが命はある。自分を愛すると同じように、兄弟を愛さなければならない。それ以外は、イスラームの信者ではない。



○ムスリムとしての真実のあかしは、自分の関係のないことには余計な関心を払わないことである。



○人は死んでも、次の三つは残る。その人が死んでも引続き行なわれる慈善、後世の役に立つ知識、及び彼のために祈る心の正しい子孫である。



○まことにアッラーは清純であられ、また清純なる者を愛される。アッラーは慈悲深くあられ、また慈悲深い者を愛される。



○アッラーは寛容の方であらせられ、また寛容の者をめでたまう。



○まことに謙遜と信仰とは、相伴なうものである。一方が失われれば、他方も失われていく。



〇一人でいることは、悪い友を持つよりはよい。良い友を持つことは、孤独でいるよりはよい。正しい事を行なうことは、沈黙よりもよい。悪業を行なうよりは、沈黙を守る方がよい。



○善行を説く者は、それを実践する者と同じ立場にある。



○アッラーからの恵みは、二つあるが人々の多くはそれを知らないでいる。すなわち健康と余暇である。



○宗教は、すべての暴力に対する抑制である。ムスリムは決して暴力をふるってはならない。



○アッラーが最初に創造したもうたものは、知性である。







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