六、ハデイースの内容 |
ハディースの主題は広範囲にわたり、導きを必要とするほとんどすべての問題を扱っている。ボハリーはかれのサヒーハを九七巻に分けている。 三巻は啓示の初期、信仰と知識に関するもの。 三十巻は斎戒沐浴、礼拝、喜捨、巡礼及び断食に関するもの。 二十二巻は商売、受託者の地位、顧用及び法的事項に関するもの。 三巻はジハード(神の道のために努力警闘すること)及ぴズィンミー(非イスラーム教徒に関する件)について。 一巻は万物の創造に関するもの。 四巻は預言者とその教友たちの善性に関するもの。 一巻は預言者のメディナでの生涯。 二巻は聖コラーンの各章の注釈。 三巻は婚姻、離婚及び家族の取り扱い方に関するもの。 二十六巻は食料、飲料、衣服、日常の作法、誓約など多くの事項に関するもの。 ボハリーのサヒーハ第九六巻は、クルアーンとスンナを信奉することの重要性を強調しており、最後の巻は内容が長く、神の唯一性を扱っている。 |